種子島でロケットの撮影をと考えている方に参考になればと
12月9日 種子島でのH-ⅡB 打ち上げ視察に出掛けた
種子島の地形は南北に57Km、東西に10Km程のピーナッツの様な形をした島で
鹿児島から船が到着するのは、北西側の西之表港、ロケットの射場が有るのは南東側
こんな水上浮上式の高速船で渡ります
飛行機で渡る方法もあるが、発射に合わせた時期は席が取り難い


西之表港に着くとこんなロケットのモニュメントが迎えてくれます

島内はレンタカーかタクシーでの移動となり、キャンカーが有れば
早くから場所を確保して待機ができ、又打ち上げ延期でも対応できて良いでしょうね
今回、見学場所でキャンカーを2台見かけましたが、
一台は静岡ナンバーでしたからフェリーで渡られたんでしょうね
現地では、規制と見学場所のこんな案内パンフレットが有ります
見学・撮影場所は、射点から3Kmは立ち入り禁止

今回カメラをセットしたのは、恵美乃湯という宿の二階ベランダ
(恵美乃湯は駐車場に限りがあり事前の予約が必要です)

ここは発射場から3.2Km、一般が見るには一番近い
もう少し近くに恵美乃江展望公園があるが今回は工事中で入れず
こちらは、5Kmほど離れているが、駐車場も整備されている長谷公園

この恵美乃湯からでも、
肉眼では射場に立つロケットは小さすぎてハッキリとは見えない

今回の打ち上げは夜の10:26 恵美乃湯への入場は午後五時からで
その時点で数人が三脚をセット(宿泊客は早くから三脚をセット)

(夕方、西日を浴びて発射を待つH-ⅡBロケット)
この時点からカメラをセットして待機されている方が殆どだが
我々は、夕食を取るために一度現地を離れ、
約50Km離れた西之表港近くのホテルへチェックインして夕食を

伊勢エビの御刺身など大変リーズナブルな価格で食べられます
打上げ一時間前に恵美乃湯へ戻りいよいよ撮影です
夜間のロケット撮影は初めての事、昼間でもロケット撮影は経験無いのに
撮影条件については、ネットでググって調べるより仕方が無い
隣で大きな望遠レンズを付けて待機している方に撮影条件を聞いたら
F8で500との事、ネットで調べたデータと同じである
カメラには400mmレンズを付けたがこんな感じでロケットがまだ小さい

そこで2倍のテレコンをセットして800mm相当に
これで、何とかいいサイズでロケットが収まる
(望遠を付けた一眼レフの上に動画用にコンデジをセットして)
発車時刻になり、ドドドー・バリバリバリーと腹に響き渡るような轟音がと思って
見つめたのは3.2Km 先の発射台、小さな光が光ったかと思ったら、

(広角系で撮影した動画より)

真昼のような明るさで海が照らされ、





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ロケットが少し上がってから轟音が聞こえてきました、
3.2Km離れているので音速から9秒ほど後になるのは当然ですね、
発射の光を見て、カメラのレリーズを押したが廻りのシャッター音で
上手くシャッターが押せたのかすら判らず、どちらかと言うと余りの迫力に
レリーズを押すのを忘れたのではと思ってしまった



撮影データ:撮影モード マニュアル露出
Tv(シャッター速度) 1/500
Av(絞り数値) 11
ISO感度 200
レンズ EF400mm f/5.6L USM +2x III
夜間の打上げで、発射約二分後の固体ロケットブースターの切り離しも
見る事ができ、周りの人も発射の凄さに圧倒され興奮状態でした。
H-ⅡBロケット6号機は全長56.6m、重量531トン(荷物含まず)
4本の固体ロケットブースターを備えた大型のロケットで、
発射は2016/12/9の22時26分47秒、種子島宇宙センターから
予定通り 打上げられ、HTV6は高度200~300Kmの楕円軌道に入り、
その後14日には高度300~400Kmの国際宇宙ステーション(ISS)と結合、
無事補給物資を移送しました。
今回の発射タイミング(LUNCH WINDOW)は1秒しかなく、
このタイミングで発射できなければ、ISSとの結合が出来ないという事で、
天候などで発射が延期にならなければよいがと気をもんだが、幸い最近の
打ち上げでは、まれにみる雲一つない快晴、風もなく絶好のコンディションの
中で打ち上げられました。
後日、お客様からこんな視察記念の写真パネルを頂きました

また、皆さんが撮影された写真は、JAXAのこの頁で見る事が出来ます
翌日は、のんびりと種子島観光で、美味しい焼酎を飲んできましたが
詳細は後日紹介します
読んで頂き有難う御座います。


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12月9日 種子島でのH-ⅡB 打ち上げ視察に出掛けた
種子島の地形は南北に57Km、東西に10Km程のピーナッツの様な形をした島で
鹿児島から船が到着するのは、北西側の西之表港、ロケットの射場が有るのは南東側
こんな水上浮上式の高速船で渡ります
飛行機で渡る方法もあるが、発射に合わせた時期は席が取り難い


西之表港に着くとこんなロケットのモニュメントが迎えてくれます

島内はレンタカーかタクシーでの移動となり、キャンカーが有れば
早くから場所を確保して待機ができ、又打ち上げ延期でも対応できて良いでしょうね
今回、見学場所でキャンカーを2台見かけましたが、
一台は静岡ナンバーでしたからフェリーで渡られたんでしょうね
現地では、規制と見学場所のこんな案内パンフレットが有ります
見学・撮影場所は、射点から3Kmは立ち入り禁止

今回カメラをセットしたのは、恵美乃湯という宿の二階ベランダ
(恵美乃湯は駐車場に限りがあり事前の予約が必要です)

ここは発射場から3.2Km、一般が見るには一番近い
もう少し近くに恵美乃江展望公園があるが今回は工事中で入れず
こちらは、5Kmほど離れているが、駐車場も整備されている長谷公園

この恵美乃湯からでも、
肉眼では射場に立つロケットは小さすぎてハッキリとは見えない

今回の打ち上げは夜の10:26 恵美乃湯への入場は午後五時からで
その時点で数人が三脚をセット(宿泊客は早くから三脚をセット)

(夕方、西日を浴びて発射を待つH-ⅡBロケット)
この時点からカメラをセットして待機されている方が殆どだが
我々は、夕食を取るために一度現地を離れ、
約50Km離れた西之表港近くのホテルへチェックインして夕食を

伊勢エビの御刺身など大変リーズナブルな価格で食べられます
打上げ一時間前に恵美乃湯へ戻りいよいよ撮影です
夜間のロケット撮影は初めての事、昼間でもロケット撮影は経験無いのに
撮影条件については、ネットでググって調べるより仕方が無い
隣で大きな望遠レンズを付けて待機している方に撮影条件を聞いたら
F8で500との事、ネットで調べたデータと同じである
カメラには400mmレンズを付けたがこんな感じでロケットがまだ小さい

そこで2倍のテレコンをセットして800mm相当に
これで、何とかいいサイズでロケットが収まる
(望遠を付けた一眼レフの上に動画用にコンデジをセットして)
発車時刻になり、ドドドー・バリバリバリーと腹に響き渡るような轟音がと思って
見つめたのは3.2Km 先の発射台、小さな光が光ったかと思ったら、

(広角系で撮影した動画より)

真昼のような明るさで海が照らされ、





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3.2Km離れているので音速から9秒ほど後になるのは当然ですね、
発射の光を見て、カメラのレリーズを押したが廻りのシャッター音で
上手くシャッターが押せたのかすら判らず、どちらかと言うと余りの迫力に
レリーズを押すのを忘れたのではと思ってしまった



撮影データ:撮影モード マニュアル露出
Tv(シャッター速度) 1/500
Av(絞り数値) 11
ISO感度 200
レンズ EF400mm f/5.6L USM +2x III
夜間の打上げで、発射約二分後の固体ロケットブースターの切り離しも
見る事ができ、周りの人も発射の凄さに圧倒され興奮状態でした。
H-ⅡBロケット6号機は全長56.6m、重量531トン(荷物含まず)
4本の固体ロケットブースターを備えた大型のロケットで、
発射は2016/12/9の22時26分47秒、種子島宇宙センターから
予定通り 打上げられ、HTV6は高度200~300Kmの楕円軌道に入り、
その後14日には高度300~400Kmの国際宇宙ステーション(ISS)と結合、
無事補給物資を移送しました。
今回の発射タイミング(LUNCH WINDOW)は1秒しかなく、
このタイミングで発射できなければ、ISSとの結合が出来ないという事で、
天候などで発射が延期にならなければよいがと気をもんだが、幸い最近の
打ち上げでは、まれにみる雲一つない快晴、風もなく絶好のコンディションの
中で打ち上げられました。
後日、お客様からこんな視察記念の写真パネルを頂きました

また、皆さんが撮影された写真は、JAXAのこの頁で見る事が出来ます
翌日は、のんびりと種子島観光で、美味しい焼酎を飲んできましたが
詳細は後日紹介します
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